MUKU-DATA  神代栗 製材 2021 7/5   SOLD OUT

先日の神代栗につづき、大きい神代栗の丸太も製材しました。
弊社の製材機では料理しきれないので大きな丸太の挽ける製材所さんへお願いして
製材してきました。

神代木の製材は嫌がられますよね・・・ わかります。ハイ、すみません。
(中に砂利や石が入っていて帯鋸を痛めてしまいますし、樹皮がバラバラに散らばって工場内が汚れたり・・
何かと大変です)

今回はY字部分の巾があったので、一枚板の天板として使えるように、
欲を出さず、天板用2枚、カウンター用2枚と決め、
過去の失敗も踏まえ厚めに製材しました。

ほぼ、想定通りのものが挽けたかと思います。
ご協力いただきました皆さん、ありがとございました。

木目は上杢とは言えませんが、栗特有のピンホールがあったり、
Y字部分のサバ杢もあったり、
神代栗一枚板天板としては、雰囲気のある面白い天板へと生まれ変わってくれそうです。
何より、神代栗の大きな一枚板はそうそう目にするものではありませんので
特別な一枚となるのでは・・・と仕上がりが今から楽しみです。

元より1.5m付近まで中が空洞の為、玉伐り。1.5m材はオブジェ等になるかもですね。

木口部分は砂利などあるので少しだけ各所カット

細かな砂利など高圧洗浄機で洗い流す。凄いパワー!!
キレイキレイ



木取り方向を決めセットして、いざ製材!

想定通りに順調に製材、なんとも言えない色合いです。
芯部分は120mm厚、これは残りの反対面をどう製材するかで決めた。ひび割れから部分的に割れた。
反対面を製材 150mmと90mmを取る。
黒いなぁ・・・

以上で、神代栗の丸太を一本、製材終了です。
その後、早速割れ止めを施し数年後のデビューに備えます。

何とか、ものになるといいなぁ・・と願いつつ、
この神代栗と縁があったんだなぁ・・とも感じます。